こんにちは!
宇治市の税理士浦河です。
今回のコラムはクレジットカード納付について。
みなさまはクレジットカードで税金が支払えるのはご存知でしょうか?
クレジットカード納付ができる税目が増えてきていてクレジットカード納付される方が多くなって
きたのでクレカ納付のメリット・デメリットについてご紹介したいと思います。
クレカ納付可能な税目
・法人税
・地方法人税
・所得税
・消費税及び地方消費税
・相続税
・贈与税
など、一部省略していますが上記税目はクレカ納付可能になっています。
※主に国税が可能で地方税は自治体によっては可能な市区町村もあります。
京都でしたら京都市は可能ですが、他の市区町村はできません・・・
メリット
①銀行に行く手間が省けます
国税クレジットカードお支払いサイトで納税手続きができるので、自宅や会社から24時間いつでも納付可能です。
②クレカのポイントが貯まる
税金を支払ってポイントが付くのは最大のメリットではないでしょうか。
カードによってはマイル変換させることも可能かと思います。
※ポイントの付与率については、カード会社の規約に基づき付与されるので詳細はカード会社にてご確認ください。
③支払期限の遅れらせる・分割払いできる
納付期限までに納付手続を完了させれば、引き落としはカード会社の引き落とし日になります。
また資金繰りの都合で分割払いやリボ払いに変更することも可能ですので、資金繰り対策の一つとして利用することもできます。
デメリット
①領収書がでない
全てネットで完結するため納付書の控えが必要な場合は、納税証明書を取得する必要があります。
②毎回手続きが必要
振替納税と違い納付するごとに国税クレジットカードお支払いサイトで納税手続きが必要
③納税限度額1,000万円未満かつクレカ決済限度額以下
1,000万円以上の納付をする場合には複数回手続きが必要
④決済手数料がかかります
納付額にもよりますが0.8%前後の手数料がかかります。
詳細は国税庁のクレジットカード納付のサイトでご確認ください。
国税庁 [手続名]クレジットカード納付の手続
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/nofu-shomei/nofu/credit_nofu/index.htm
メリットばかりではないクレカ納付ですが、手間やポイント・資金繰りの都合によっては考えてみるべきことかと思います。
どうせ税金を支払うならポイントくらいもらっちゃいましょう(笑)
ポイント付与率の高いカードをお持ちの方で、クレカ納付をしたことがない方は一度クレカ納付を利用してみてはいかがでしょうか。
お読みいただきありがとうございました。